地球から愛される「食べ方」ヴィーガン・ライフ本のレビュー!

「ヴィーガン」という言葉を知っていますか?

ここ数年、
増えてきているのが「ヴィーガン」

「ヴィーガン」という言葉を聞いたり、見たりすることも
増えているのではないでしょうか?

「ヴィーガン」とは、いったい何なのでしょう?

気になったので、
話題のライフ・スタイル
「ヴィーガン・ライフ」について書かれた本を読んでみた。

 

地球から愛される「食べ方」
この星を貪らない生き方「ヴィーガン・ライフ」入門


ふかもり ふみこ(深森ふみこ)
出版社: 現代書林
発売日:2017年10月6日

著者 「ふかもり ふみこ」さんは眼科医。
医師として、自分の食生活と病気の研究を行ってきた。

過去には、精神的、肉体的にもきつくなり、
八方ふさがりの状態に陥った。

そんな状態から、探究心で食生活を変えて
ローフードからヴィーガンへと移行していった。

そんな著者が最終的にたどり着いたのが「ヴィーガン」だ。

 

ヴィーガンとは何なのだろう?

本文では、ヴィーガンについてこう解説している。

ヴィーガン:厳格な完全菜食主義者

始めに「厳格」という言葉がつくのがポイント。

厳格は、動物性食品を食べないだけでなく、皮革、羽毛。ウールなどの動物製品、
動物由来の化粧品なども使用しないということ。

絶対菜食主義で動物製品の使用を行わない生活様式
「人間は動物を搾取することなく生きるべきだという主義」

 

そのヴィーガンには2種類のスタイルがある
・ダイエタリー・ヴィーガン
・エシカル・ヴィーガン

・ダイエタリー・ヴィーガン:健康のための菜食主義
・エシカル・ヴィーガン:環境問題や動物福祉のための菜食主義
 

このような2つの種類があるが、
共に「菜食主義者」という部分は変わらない。

ヴィーガンとは別に、ベジタリアンもある。

ベジタリアンの方が、なじみが深い言葉かも知れないが
ヴィーガンとベジタリアンは違うのでしょうか?

ヴィーガンとベジタリアンの違い

ヴィーガン:完全菜食主義者
ベジタリアン:菜食主義

ベジタリアンは、
肉を食べずに野菜中心の食事をする人のこと。

ヴィーガンとは似ているが同じではない。

 
ベジタリアンには、いろいろな種類がある。

・肉や魚・乳製品は食べないけど卵は食べる。
・肉や魚・乳製品は食べないけど乳製品は食べる。
・卵と乳製品は食べる。
・一般的な人より肉を食べる量が少ない人。

このように、
完全に菜食主義ではない部分がある。
 

ヴィーガンは、
ライフスタイルにかかわる考え方や哲学的な部分があるのが大きく異なる。

地球から愛される「食べ方」の本文では、
ヴィーガンの有名人やスポーツマンを数名、紹介している。

・ナタリーポートマン
・ジョニー・デップ
・ジェイソン。ムラーズ など

ガンジーも菜食を提唱していたようだ。

ヴィーガンは、
ライフスタイルに関する考え方が大きく反映されているし、
生き方にも大きくかかわっている。

地球から愛される「食べ方」 の内容

まず、この本はヴィーガンの実践的な内容になっていて、
初心者にわかりやすく、読みやすく書かれている。

第3章 自然・健康・食べ物の哲学との出合い
第4章 ヴィーガン・ライフの生命線 ~毎日の「食生活」はこうして組み立てよう~
第5章 ヴィーガンになるためのQ&A

中でも気になったのはこの部分

「肉を食べなければ、スタミナがつかない」

ほとんどの人は肉や魚を食べ負ければタンパク質は摂れず、
筋肉もつかないと思い込んでいます。

人間の体を構成しているタンパク質は、タンパク質を食べることによって
作られているのではありません。

食べ物の中に含まれているアミノ酸によってつくられます。

肉を食べたからといって、
それがそのまま人間のタンパク質になるわけではないのです。

地球から愛される「食べ方」 ふかもりふみこ 現代書林 P99

タンパク質は、体内で消化され、その構成物質でアミノ酸に分解されることで、
ようやく身体が必要としているタンパク質を合成することが可能になる。
 

重要なのは、
タンパク質ではなく、アミノ酸
 

著者がヴィーガンになったとき、知り合いから
「肉食をやめたらタンパク質が足りなくなるんじゃないの?」
と心配されたそう。

多くの人はそう考えそうだが、
肉を食べなくても果実と野菜を摂っていれば、
タンパク質が不足することはないと本文にも書かれている。

そもそもアミノ酸には23もの種類があり、
そのうち15種類は体内で合成することができますが、
残りの8種類は食べ物から摂取する必要があります。

この8種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」といいますが、実は、
それらの必須アミノ酸をまんべんなく含む食べ物があります。

それが、果物、野菜、ナッツ類、種子類、豆類なのです。

地球から愛される「食べ方」 ふかもりふみこ 現代書林 P100

本文には、野菜のタンパク質の量などもグラフにまとめられている。

このように、データとあわせて書かれており、
ベジタリアン、ヴィーガン・ライフを目指す方に分かりやすく、
ヴィーガン・ライフの入門的な存在となっている。

 

いきなり、ヴィーガンになるのは難しいが、
知識を学んで、普段の生活に取り入れてみることで、
身体の状態は変化していくかも知れない。

まずは、身近なローフードから始めてみるのもいいのではないでしょうか?

⇒ 地球から愛される「食べ方」