オリーブの木を部屋に置けば、とってもおしゃれなインテリアになる!
そう思って、オリーブの鉢植えを購入。
マンションの室内で育てたら、残念な結果になってしまいました。
オリーブを室内で育てるにはいくつかのポイントがあります。
オリーブの育て方や注意点など体験をもとに紹介していきますので、これから育てる方は参考にしてください。
オリーブ
オリーブは、モクセイ科オリーブ属の植物。
オリーブは種類が多く、500種類以上あると言われます。
品種にもよりますが、オリーブの木は10メートル程の大きな木に育ちます。
オリーブの実から作られるオリーブオイルは、ヘルシーで注目を浴びています。
そのオリーブの木を、自宅の庭やインテリアとして鉢植えで楽しむ方も多いです。
オリーブの特徴
オリーブの木は、地中海育ちで日光を愛する植物です。
初夏に花をつけ、10月ごろに実が完熟し、オリーブオイルやピクルスなどに使われます。
オリーブは、「鉢植え」と「地植え」の2通りの育て方があります。
耐陰性はないので、通年で日光が必要。
鉢植えを室内で育てる時は、明るく良く日の当たる場所に置くのがポイント。
特に、春から秋はたっぷりの日光を浴びられる場所に置くことが重要です。
寒冷地の屋外では育てることが難しい植物なので、環境が適しているかどうかを最初に確認してください。
寒さが厳しいエリアでも、室内であれば環境を整えることで育てられるかもしれません。
オリーブを屋内で育てた結果
オリーブの鉢植えを購入して、室内でインテリアとして育てました。
購入して約1年半が経ちましたが、枯れてしまいました。
葉っぱが全て散ってしまい、枝のみになってしまいました。
購入してからずっと室内で育てていて、徐々に葉っぱが散り出しました。
日の当たる所に出したり、置く場所を変えたりしました、最終的には枝のみになりました。
これはやばいと思い、お花屋さんに持っていってアドバイスをもらいました。
2つの花屋さんでアドバイスをもらいましたが、両方のお店とも、オリーブは外で育てた方がいいと言われました。
日当たりが悪いとダメになりやすく、それでいて水をやりすぎると枯れてしまう可能性が高いです。
普通のお花感覚で、水をたっぷり与えていたのも枯れてしまう原因でした。
現在、土を変えて、ある程度枝を切って、屋外で様子見をしています。
春になって新しく芽が出るかどうかで、今後を判断していく予定です。
こうならないように、オリーブを屋内で育てる時の注意点があるので、紹介していきます。
オリーブを育てる時の注意点
オリーブの木を育てる時に注意点があります。
この部分を気をつけないいと、うまく育たないことが多いです。
私は室内でオリーブの木を育てて、この注意点の全てを行ってしまいました。
水やり
水やりの方法は、オリーブの木の育て方の重要なポイントです。
オリーブの木は比較的乾燥に強い植物なので、水やりをし過ぎないようにして下さい。
水の与えすぎは過湿状態となり、根腐れの原因となってしまいます。
水やりは、毎日ではなく、土の状態を見て必要に応じて水やりをします。
土の表面が乾いていたら、鉢底から溢れる程たっぷり水を与えます。
真夏の直射日光が当たっている時間帯の水やりは根を痛める危険もあるので、日が落ちてからの水やりの方がGOOD。
受け皿に溜まった水は捨てるようにした方がいいです。
置き場所は?
オリーブの置き場所も重要なポイント。
オリーブの木は日光が大好きなので、日当たりのよい、あたたかい場所に置くのがいいです。
耐陰性がないため、室内の暗い場所では枝が細く貧弱になり、インテリア性も損なわれてしまいます。
日光に当たらないと、ひょろひょろとした細く弱い木に育つので、日当たりの良い場所で管理しましょう。
日当たりのよい窓際、あたたかい場所に置くことが、オリーブの木を室内で育てるコツです。
気温
オリーブを育てるには、気温も重要です。
オリーブの木は品種にもよりますが、マイナス3度以下の環境では枯れてしまいます。
特に、寒くなる降雪地域では、育てるのが難しいので、寒冷地の方は注意してください。
ベランダの鉢植えなら、真冬は室内に取り込むと良いです。
肥料は?
オリーブの木の管理には、定期的な植え替えと剪定、肥料が必要。
肥料をやるなら、ゆっくり効き目が持続する緩効性タイプの置肥がいいです。
肥料を与え過ぎないように適量を守りましょう。
鉢植えのオリーブは肥料の与える時期も考える必要があります。
一般的には、開花前の2月~3月、花が散った後や秋ごろが目安。
屋内で育てるのにおすすめのオリーブは?
もし、オリーブを屋内で育てるなら、小さなオリーブの方がいいです。
今回購入したのは、背丈が1mほどあり、置き場所に困りました。
大きさがあるので、置く場所が限られ、日の当たる所に出したりするのも大変でした。
卓上タイプの小さめのオリーブを日当たりのいいところで育てるのがいいです。
卓上タイプなら、簡単に移動もでき、天気のいい日は屋外に出したり、日当たりの良い場所を選んで置けます。
芽が伸びて来たら、剪定をして、ミニ盆栽のような感じで楽しめます。
屋内で育てるなら、小さいオリーブから挑戦するのがいいかもしれません。
まとめ
オリーブの木は、乾燥に強く、水やりの手間が少ないので育てやすいです。
小さなグリーンの葉っぱのオリーブは、おしゃれなお部屋作りに活躍してくれます。
鉢植えの状態で販売しているので、小さいオリーブを観葉植物として育てる方も増えています。
ただし、屋内で育てるには注意が必要。
オリーブは太陽の光を好み、室内の暗い場所では枝が細く貧弱になります。
また、オリーブの木は品種にもよりますが、マイナス3度以下の環境では枯れてしまいます。
室内で育てる時は、置く場所、水やり、気温などに注意してください。
寒冷地でオリーブの木を育てる場合は、鉢植えを室内で育てたほうが良いです。
室内で育てる場合は置き場所を考えて、お部屋のインテリアとして楽しんでください。
オリーブの木を大きく育てたいという方には、土にそのまま植える地植えがおすすめです。