高城剛の本「不老超寿」の内容&レビュー!おすすめの最先端医療検査は?

高城剛という男を知っていますか?

高城剛(たかしろ つよし)は、住所不定、職業不明。という謎の人。

過去には、ハイパーメディアクリエーターという肩書きで、垣根を越えたメディアの総合クリエイターを行っていた。

元妻は女優の沢尻エリカというのは有名かも知れない。
 

その高城さんは、2016年にはすい臓がんが見つかっている。

がんの見つけ方が驚きで、最先端医療のマイクロRNAで膵臓がんがあることが分かった。

しかも、ステージ-1という超早期発見。

ほおっておくと早ければ、数か月、遅くても1年以内に発症すると先端テクノロジーがおしえてくれたという。
 

世界中の医療機関と研究機関をまわり、最先端の検査を受診した高城さんの書いた本が
「不老超寿」


「不老超寿」は、予測医学に関して教えてくれ、このような内容で書かれている。

第1章 年齢を戻す!?すでに米国で始まっている遺伝子施術
・先端医療によって誕生した「アンジェリーナ・ジョリー」的な考え方
・遺伝子、DNA、ゲノムの違い
・個別化医療(オーダーメイド医療)の時代 ほか

第2章 日本で受けられる「3つ星!最先端医療検査」
・まずはここから。分子栄養学に基づく「栄養分析プログラム」
・疑問だらけの日本のサプリ
・食物アレルギーには後から出てくるものがある「IgG検査」 など

第3章 未来医療は、どこに行くのか
・次世代シーケンサーは「寿命の最大化」を大きく前進させる技術
・「ヒトゲノム計画」から医療のオーダーメイド化へ
・ゲノムにおける個人差とは ほか
 

不老超寿の内容は?

 
著者の本のタイトルは不老超寿。
(長寿ではなく超寿)
 
「不老超寿」は、アンチエイジングを超え100歳でも元気なハイパーエイジングという意味。
 
先端医療の遺伝子施術により、ハイパーエイジング時代になるのはもうすぐそこなのかもしれない。

不老超寿は、先端医療に興味が持てる内容の本となっている。
 

第2章では、日本で受けられる最先端医療検査を紹介。

・栄養分析プログラム
・IgG検査
・酸化抗酸化検査 などなど

最先端医療検査の内容が数多く紹介し、最近話題の「腸内フローラー検査」も書かれていた。

この先端医療検査は、高城さんが調査員として、最高の3つ星と判断した検査に絞って掲載している。

今後、このような検査は、より身近なものになっていくだろう。
 

特に注目されるのは、遺伝子、染色体を検査する方法。

テロメアを調べることで、様々な疾病のリスクを知ることができるというもの。

超早期にがんを発見できる「ミアテスト」と、テロメア強度が分かる「テロメアテスト」をあわせた「ミルテル検査」も書かれている。

高城さんはこの「ミルテル検査」で、ステージ-1の膵臓がんを発見した。

ビッグデーターとAIのテクノロジーにより未病の段階で防ぐような時代も近づいている。

 
ただデメリットとして、未病で防げるようになると、今後、多くの医者の仕事が変化したり、必要なくなったり、医療関係者が仕事を失ったりする可能性があるかもしれない。

AI時代になり、今後、なくなっていく仕事はいろいろな所で増えるだろう。

最終章では、予防医学の先の未来医療に関して書かれている。

IT企業の医療界への進出はありそうだ。

まとめ

 
「不老超寿」の本文では、最新の予測医学の流れや種類、未来医療が書かれているが、中でもこの言葉が印象的だった。

さて、
「自分の体は、自分がよくわかっている」といった発言や、断食、瞑想やマインドフルネス、感謝して美味しくいただくなど、これらは果たして正しいのだろうか、間違っているのだろうか?

正解は、人による。
 

もしかしたら、いま知っている医療と美容と健康法が根本的に間違っているとしたら?
 
なぜなら、人は皆違うからで、日本の常識は世界の非常識ということもあるからだ。
 

世界を知る。己を知る。

このふたつが、先端医療の基本にある。

出典明記 不老超寿 高城剛 講談社 P15

人は皆違う。己を知る。

自分を遺伝子レベルで分析できる世界になってきている。この本で紹介されている「最先端医療検査」はとても興味深い。

 
Aiやテクノロジーの進化で、医学の常識も変わっていく進化の時代。

この本で、最先端医療の世界をのぞいてみてはいかがでしょうか?

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