食中毒の体験記!症状や飲み物、回復までの時間など。

今回の話は、実際に私のかかった食中毒(食あたり)の体験記。

腹痛

何かの参考になればと思い記しておきます。
 
その悲劇の始まりは、ここからだった。

 
12月の年末近くのある夕方、買い物に出かけていた時、急に体がだるくなり、
若干、熱っぽい感じがしたため、風邪でも引いたかと思い、家に帰り、横になっていた。

 

夜飯の時にも、あまり食欲はなく、少しだけ食べて、風邪の初期症状だと思い、しょうが湯を飲んで寝ることに。
 

夜中は、熱っぽい感じで何度か目が覚め、寒気もしだしてきたため、暖房を26度ぐらいに設定したが、寒気は収まらず、毛布にこもって寝ていた。

お腹周りには、不快感を感じ、少し吐き気も感じた。
 

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翌朝、ほとんど食欲もなく、頭も重く、だるくて熱ぽい感じで、まったく何もやる気が起こらない。

 
というか、まったく何もできない状況・・・・

立っているのすら、しんどくなってきた。
 
イスに座っているのもだるい感じで、そのままひたすら、横になって休むことに。
 

ただ、熱は微熱程度。

この時点で、過去にかかったインフルエンザのように、高熱にならないため、インフルエンザではないなと感じ、症状を調べると、食中毒の症状に近かった。

食中毒の原因と症状

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食中毒の症状、原因

 
下痢、嘔吐、腹痛、発熱が主症状

初期症状では、風邪などと勘違いすることもあるようだ。

 
症状は、原因となる食中毒菌やウイルス により異なるが、食品を食べてから30分後、長いものでは1週間後に症状があらわれることもある。

摂取した食品の量や体調などによって、同じ原因菌やウイルスでも潜伏期間が異なる場合もある。

 
食中毒の原因は、食中毒を起こすもととなる細菌(さいきん)やウイルス、有毒な物質がついた食べ物を口にすることによって、下痢や腹痛、発熱、はきけなどの症状が出る病気のこと。

 
食品を作る途中で菌がついてしまったり、家庭で料理したものを、あたたかい部屋に長い時間置いたままにしておくと、細菌が増えてしまい、それを食べた時などに感染。

 
食中毒の原因によって、病気の症状や食べてから病気になるまでの時間はさまざま。

時には命にもかかわるこわい病気。
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結局、丸1日横になっていたが、食欲は全くなく、その次の日の明け方、突然の、下痢。

 
そこからは、ひたすら下痢との格闘。

 
ここからが、一番しんどかった。

私の部屋は2階で、トイレは1階。

 
ずっとトイレにいるわけにもいかず、部屋とトイレをかれこれ10往復以上して、かなり体力も消耗してしまった。

 
水分補給で、ポカリを飲んでも、30秒ほどで出てきてしまう。
 

ある意味、人間の体の仕組みはすごすぎる

体が完全に、排出モードになっている。

(超特急で、口から体の中を通り出てくる)

 
でも、このままでは、脱水症状になるので、水分はとることにした。
 

その取り方は、
一気に飲み込まずに、一口ずつ、
さらに飲み込む量をコントロールしながらゆっくり飲んだ。

 
その時は、冷たいものは避けた方がいい。

胃腸を刺激し、より下痢を誘発させてしまうから、
 

この時点での注意点として、下痢や嘔吐で下痢止め薬や吐き気止めの薬を服用しないようにすること。

 
下痢や嘔吐は、カラダが腸内で増殖した細菌やウイルスを、早く排出しようとする反射行為。

薬を服用することで、体内で増殖した細菌やウイルスが排出されず長期間腸内で留まることで、症状が長期することがある。

 
また、飲むのは、白湯や適度に塩分と糖分が入っているスポーツドリンクがいい。

 
下痢だからと言って、水分を取らないのは、脱水症状に陥るので、避けたいところだ。

 
あとは、横になったり、眠ったりして、十分に身体を休めることが回復の手助けになる。

 
その翌朝、少しづつ治まってきて、昼には、少し食欲を感じるようになってきた。

 

ただ、油断は禁物。

バナナ、おかゆなど消化のいいものを食べるようにした。
 

その後、瞬間的に回復するわけではなく、だるさは残るが、回復に向かっている実感が見えてきて、少しづつ食欲を感じるようになった。

 
この段階で、体重を計ると、3キロ以上痩せていた。

ほとんど食べ物は食べていないので、げっそりした感じになった。

 
私の場合、その後回復していったが、食中毒が改善されない場合、症状が激しい場合には、早急に病院へ行くようにしたほうがいい。

(1週間以上続く場合は、他の病気の可能性もあるため)

 
また、食中毒にもいろいろな種類がある。

  • 細菌性感染型(サルモレラ、病原性大腸菌など)
  • 細菌性毒素型(黄色ブトウ球菌、セレウス菌など)
  • ウイルス性(ノロウィルス)
  • 自然毒食中毒(毒キノコ、ふぐなど)

 
特に、ノロウィルスは、ウイルスが蓄積しいている食品の摂取、人の手を介して感染がおこるので要注意。

おもな症状は、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢があげられ、37~38度ほどの発熱があるのが一般的。

 

すこし余談になるが、今回、私は初期の段階で、風邪だと思い、しょうがをすり下ろしたしょうが湯を飲んでしまった。
 

しょうがには、嘔吐を押さえる効果があり、そのため、
嘔吐が抑えられた可能性があるが、これが良かったのか悪かったのかは分からない。

逆に、体内に菌をとどまらせた可能性もある。

 
ただ、生姜は、嘔吐や食中毒予防にはなるし、特に、風邪の初期症状にはおすすめで、飲むと体がポカポカするし、風邪の時はショウガと蜂蜜で早く回復している。

最後に

 
今回は、私が実際に体験した食中毒の体験記を書いてみた。

 
その病の途中には、健康って本当にありがたいことなんだ!ってことを心から実感した。
 

現在、あなたがこの記事を、どのようなタイミング、状態で、読んでいるのかは分からないが、食中毒にかかって、この記事を読んでいるのなら、私はあなたの苦しみが十分良く分かる。
 

また、ひたすら横になって寝ていると、精神的にも病んできたりすることもあるし、不安も感じたりもするが、あまり考えすぎずに、睡眠、体を休めることを優先させたほうがよい。

 

今は、つらいかも知れないが、焦らず、体力の低下を防ぎ、水分補給をしっかりして、回復に努めて欲しい。

 
症状が重いと感じたら、すぐに医者にかかり、点滴等の処置を受けた方がいいだろう。

 
また、何かのきっかけでこの記事を読んだあなたは、食中毒にかかると、かなり厄介なので、食中毒には十分気をつけて欲しいし、健康のありがたみを感じていただけたら、と思う。

 

あと、感じたことは、自分の体の能力はとてもすごいということ。

おう吐や下痢の症状は、原因物質を排除しようという体の防御反応、その後の回復力もすごくて、自分の体に感謝して普段から、自分の体をいたわって、メンテナンスして欲しいと思う。

 
この体験記事が、何かのお役に立てれば幸いです。

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