ルンバ i3を購入したよ。使用した感想とi3+との違い。

i3

ルンバ i3は、アイロボットから発売されているロボット掃除機。

2021年に発売された新しいモデルの『i3シリーズ』

ルンバシリーズの中でも高い吸引力・自動ごみ捨て機能などがある人気の機種です。

ルンバ i3を購入して、使用感などを徹底的に検証しました。

ルンバのモデル

ルンバのモデル

ルンバは、アルファベット型番になっています。

ロボット掃除機ルンバには、いくつかのモデルがあり、アルファベット型番で3シリーズあります。

  • eシリーズ:e5
  • iシリーズ:i7+/i7、i3+/i3
  • sシリーズ:s9+

 
ハイ・エントリーモデルのeシリーズ(e5)

さらに高機能な上位モデルがiシリーズ(i7+/i7、i3+/i3)

ハイクラスモデルのルンバsシリーズ(s9+)のラインナップです。
 
上位モデルは、エリアを指定して掃除エリアを指定することも可能です(i7以上)

古いモデルのルンバは、型番が数字やアルファベットで示され、数字が大きいものが高機能になっています。

ルンバ i3は、5つのラインナップの真ん中の人気モデル。

エントリーモデルよりも強力な吸引力があり、複数の部屋を掃除できるのが特徴です。

ルンバ i3には、i3+があり、i3+は自動ごみ捨て機能があります。

ルンバ i3

i3の外観

ルンバ i3は、2つのモデルがあります。

  • i3
  • i3+

 
掃除機本体のみが「i3」
i3が集めたゴミを自動的に処理するクリーンベースが付いたのが「i3+」

ルンバ i3には、自動ごみ収集機能はありません。

自動ごみ収集機能が必要な方は、i3+を購入してください。

i3は、パワーリフト吸引で吸引力は、eシリーズよりも大幅にアップしています

無駄のない動きによってごみを確実に除去してくれる点が特徴。

i3+は、たまったゴミを自動で紙パックに排出してくれる自動ごみ捨て機能も人気のポイント。

ルンバは、掃除が終わるまで、自動で充電し、掃除してくれるので、掃除の負担が少なくなります。

i3とi3+はどっち?

i3の外観

i3には2種類あり、ダストボックスのゴミを吸引する「クリーンベース」があるi3+があります。

クリーンベースは、自動ごみ収集機能です。

ダストボックスの所に緑色のパーツががあり、ここからゴミがクリーンベースへと自動で排出されます。

クリーンベースは、自動的にダストボックスの掃除を行ってくれ、最大60日分のゴミをクリーンベースに収納可能で、手入れの手間もなくなります。

注意点として、クリーンベースにゴミを吸う時はかなり大きな音がでます。

夜はうるさく感じるので、昼間に使う事をオススメします。

クリーンベース付きの「ルンバ i3+」とベーシックの「ルンバ i3」の価格差は約3万円あります。

3万円差とゴミ捨ての手間を考えて、自分に合う方を選択するといいです。

今回、グリーンベースの音のうるささが気になるのと、部屋が小さく、ゴミ捨ての頻度は少ないためi3を購入しました。

i3を購入して、あとでクリーンベースを購入することもできますが、割高になります。

ルンバ i3を開封

ルンバ i3

段ボールの箱を開けると、中身自体はとてもシンプル。

本体や交換用のフィルターが付属しています。

セット内容:本体、ホームベース、交換用フィルター×1、電源コード

本体サイズ:幅342×高さ92mm
重量:約3.2kg

※ ルンバ i3+は、ホームベースではなく、クリーンベースです。

ホームベースと電源コードをつなぎ、設置するだけなのでとても簡単です。

i3の外観

i3の外観

ルンバ i3は、丸型ボディ。

上部はグレーで、ファブリック調のデザインがおしゃれです。

ボタンは本体に3つのみのシンプルなデザイン。

Homeボタン、CLEAN/電源ボタン、Spotボタン

前側にバンパー、おしり側にダストボックスがあります。

ルンバのシンプルなデザインは、インテリアにもなじみやすいです。

i3の裏面

i3の裏面

ルンバ i3の底面には、2本のブラシがついています。

角のゴミを書き出すエッジクリーニングブラシ1つと、中央に緑色のデュアルアクションブラシが2本。

デュアルアクションブラシは、レバーを押せばロックが外れて、ブラシを取り外して手入れが出来ます。
 

背面には、掃除をしながら移動距離を把握するフロアトラッキングセンサーや段差センサーががあり、効率よく掃除したり、落下を回避してくれます。

初期設定・アプリの使い方

ルンバのアプリ

ルンバ i3をアプリで使用するには、Wi-Fiが必要です。

設定時には、Wi-Fiのパスワードも必要です。
 
まず、アプリをインストールします。

アプリストアで「iRobot Home」をスマートフォンなどの操作端末にインストール。iPhoneでもAndroidでも大丈夫です。

専用アプリ「iRobot Home」にi3を登録

ホーム画面メニューよりロボットの登録を選択し、本体のSpotボタンとHomeボタンを同時に押しし、指示に従い設定を行います。

ルンバの名前も決めるので、名前を決めておいてください。
 

i3で掃除するには、アプリで操作するか、本体のスタートボタンを押すか、スマートスピーカーを使って音声操作をするの3択。

WiFiがない場合でもルンバを使用できますが、毎回スタートボタンを押して掃除を始めなければいけません。

スケジュールを組んでの操作などもできないため、Wi-fi接続を使用して使うのがベストです。

掃除方法

i3のアプリ

ルンバで掃除をする方法は3つありますが、アプリが便利です。

アプリ画面にある「清掃をするボタン」を押すと、ルンバがスタートします。

最初は場所を覚える、何回か同じところを行ったり来たりし、棚の下なども入っていきます。

初めて使うときは、床のものを移動させておくのがいいです。

いろいろなところに動くので、置いてあるものを押して動かしたり、乗り上げることもあります。
 

特に、ケーブルに注意してください。

ケーブルを巻き込んだり、引きずることがありますので、最初にある程度ルンバが掃除できる環境を作っておくのがいいです。

掃除が終わると、自動でホームに戻ります。

途中で戻したいときは、アプリや本体を操作することで戻せます。

ルンバi3のお手入れ方法

i3のお手入れ

ルンバのお手入れは必要です。

ルンバi3+は、自動でゴミ捨てしてくれますが、i3は自分でゴミ捨てを行う必要があります。

ゴミの捨て方は簡単で、本体からダストボックスを外し、中のゴミを捨てます。

ダストボックス

少し掃除しただけですが、かなりホコリが取れており、吸引力は高いです。
 

背面のアクションブラシも取り外してメンテナスします。

ゴム製デュアルアクションブラシが付いていて、髪の毛や糸くずなどを巻き取ります。

定期的に掃除をしますが、簡単に外せます。

フィルターも交換できるパーツです。(最初1個付属しています。)

ルンバ i3の悪いと感じる部分

ルンバ i3

ルンバi3を使用して、いまいちだと思う部分は、部屋の角の掃除です。

どうしても形状上、角の掃除はしにくいので、部屋の角は苦手な印象。

吸引力があるので、ある程度角の周辺は取れます。

ホームベースの位置によっても左右されるため、ある程度スペースがある所にホームを置いた方が効率よく掃除ができます。
 

コードの巻き込みも起こりやすいです。

ルンバの吸引力があり、コードの巻き込みが気になることがあります。
 
からまり防止機能は搭載されていますが、念のため清掃する前にコード類をまとめておくのがいいです。

ルンバi3には、からまり防止機能が搭載されていますが、コードによっては巻き込むことがあります。

床にコードを置かないようにしたり、まとめておくのがベスト。

もし、進入して欲しくない場所があるときは、別売のデュアルバーチャルウォールを使えば、赤外線で見えない壁を作りルンバの進入を防ぐことができます。

また、i3はピンポイントの掃除はできません。

特定の部屋や場所だけを掃除させることはできません。

ピンポイントで掃除したい方は、「ルンバ i7/i7+」および最上位機種の「ルンバ s9+」を選ぶのがいいです。

今までに起きたトラブルはこちらの記事

i3の外観

ルンバ i3を使用して起きたトラブル。便利だけどデメリットにも注意。

2022.04.06

ルンバ i3の良いと感じる部分

ルンバ i3

ルンバ i3は、吸引力があり、部屋がかなりきれいになりました。

テーブルや棚の下にも入っていくため、普段掃除しにくい部分の埃などがなくなり、部屋が快適です。

フロアトラッキングセンサーで移動距離を把握しながら各部屋を移動するので、効率よく掃除してくれます。
 

たまに立ち往生することはありますが、障害がなければ問題なく掃除してくれます。

バッテリー残量が少なくなると、自動でホームベースに戻って充電し、充電後は中断したところから再開。

バッテリーの持ちもいいので、狭い部屋は充電なしで掃除完了しています。

スマホから充電状況・掃除の開始・終了・タイマーの設定など行えるのでとても便利。

一番驚いたのは、掃除中の音です。

自宅で使用している掃除機よりも静かで、騒音レベルは低めです。

排気の埃っぽさもなく、音もそれほど耳障りな感じはありません。

ただし、マンションなどでは、夜間の使用は控えた方がいいです。

価格はいくら?

アイロボット ルンバ i3は、安くはありませんが、自動で部屋を掃除してくれることを考える、コスパはいいです。

お手入れも手軽で、長い期間使用することを考えれば、それほど高い買い物ではないです。

価格は、i3とi3+で異なります。

自動ゴミ捨て機能があるかないかの違いなので、部屋の大きさや普段の使用状況などを考えて選ぶといいです。

大きな部屋の場合、途中でダストボックスがいっぱいで掃除できなくなることを避けることができるi3+がいいかもしれません。

クリーンベース付きの「ルンバ i3+」とベーシックの「ルンバ i3」の価格差は約3万円あります。

まとめ

i3

ルンバ i3を使用しましたが、吸引力もあり、掃除の手間も省けてかなり便利です。

スケジュール設定をしておけば、勝手に掃除してくれるので楽です。
 
また、普段から床に物を置くことが少なくなり、以前よりも部屋がきれいになりました。

音も小さめなので、留守中の使用だけでなく、部屋にいる時に稼働させても問題ないレベルだと思います。

特に、共働きの方や子育てで忙しい主婦の方には、心強い味方になってくれる掃除機です。

ルンバi3で効率よくお掃除してみてはいかがでしょうか?

是非、優れたロボット掃除機を体験してみてください。