ベッド購入の悩み。睡眠を制するためのベッドの選び方と注意点!

『ベッドってどうやって選んだらいいのだろう・・・』

これは大きな悩みだ。

睡眠を制するものは人生を制す! 

とも言われるくらい睡眠は大事なもの。

私は、本気でベッドを選び出して、2160時間以上費やしてしまった。

今回、私のベッド選びの経験をもとに書いていく。

睡眠

まず、人間の根源的な「3大欲求」はとても重要。

人の3大欲求とは、「食欲」「性欲」「睡眠欲」

精神状態を安定させるためにも、この欲求を満たす必要がある。

 
今回は、その中の3大欲求の一つ、「睡眠欲」に重要なベッドの話。

睡眠

ベストな状態で1日を過ごすには、毎日の疲労をできるだけその日の睡眠中に回復して、次の日に持ち越さないようにする必要がある。
 
そのために、最も注意しなければならないのは、

睡眠時間

人の睡眠周期や必要とする睡眠時間には、個人差があり、レム睡眠が発生する時間にも、人によってばらつきがある。

だからこそ大事なのは、「自分の睡眠を知る」ということ。

 
毎日寝る時間に変化をつけて、日中に眠くならないためには何時間睡眠を取ればいいのかを調べ、どのくらい眠ればスッキリ目覚められる、最適な睡眠時間なのかを知ること。

 
私が行ったのは、まずは毎日のデータをとること。

 
気温、室温、その日の状態や変化、食べたもの(酒、コーヒー)、トイレに起きた回数、目覚めの状態など気づいたことを毎日書いた。

そして、気分がいいと感じた目覚めの日を分析してみる。

睡眠時間もしっかり書いておくと、おおよその最低限必要な睡眠時間が、感覚的にわかってくる。

一般的に、スッキリ起きるのに最適な時間と言われるのは、90分単位の睡眠時間での目覚めだ。

私は、より眠りの質を知りたいため、アプリや睡眠計などを使用してみた。

手軽に知りたいなら、Fitbitは分かりやすいと思う。

睡眠環境、ベッド選び

次に、睡眠環境を整えていく。

 
1日7時間寝るなら、7時間をベッドの上で過ごすことになる。

1か月では、217時間をベッドですごすことになる。

そこで、重要になってくるのが、睡眠の効率を上げるためのベッドの質

睡眠の環境を上げるために、ベッドの購入を考えた。

私は、べッド選びにかなり迷い、何店舗かのお店に足を運び、いろいろなベッドを見た。

ベッドは、価格もいろいろで、ピンからキリまである。

予想以上にメーカー、種類もあり、ベッド選びは、かなり難航した。

  • シモンズ
  • 日本ベッド
  • シーリー
  • サータ
  • パラマウント
  • テンピュール

ベッドメーカー名を挙げだすとキリがないし、それぞれに独自の特徴がある。

他にも、ニトリや無印良品にもベッドはあるし、マットレスの種類もかなり多い。

 
私は、この機会に、多くのベッドに触れることにした。
 

そして、接客を受ける際には、店員さんが、「どのベッドを使っているのか?」も聞いた。

 
結局、、、
聞けば聞くほど、みんなバラバラでよく分からなくなった。

『ある店では、A商品がいいといい、ある店では、A商品のデメリットを言われ、B商品がいいと言ってくる。』

オススメのベッドを聞いたりしたが、店によって違うし、店が推しているベッドがあるので、当然、バラバラだった。
 

接客時、店員さんに聞いた、セールスポイントなどを簡単にまとめておく。
 

・マットは、ひっくり返しして、ローテションすることで寿命は上がる。

  表裏、頭と足の部分のローテーションをするといい

・フランスベッドは、名前はフランスだが日本製。

・シモンズのベッドは、柔らかさを売りにしている。

・ダブルクッションの方が、寿命は長くなる。

・高いベッドの方が、長年持つ傾向にある。

・硬さを確認する時には、ベッドマットを使った状態で確認した方がいい。

・寝返りを打ちやすいのは、硬めのマット。

 

店員さんとの会話では、いろいろなことを学べる。
 

いろいろなベッドをみて、話を聞けば聞くほど迷ったが、

大事なのは、メーカー、素材、価格よりも自分にあうかどうか?ということ。

 
特に、寝た時のフィーリングが大事。

 
寝がえりをうった時の感じなど、実際と近い状態で、使った時のことを考えて選ぶことが重要。

 
ベッドの硬さには、好みがあり、スプリング形状、構造によっても大きく変わり、表面の素材によってもかわってくる。

  (ベッドに敷くベッドパットでも、微妙に変わってくる)

 
そのため、ベッド選びは、店頭で、実際に試してみることが近道。
寝た時の体の感覚を大事にした方がいい。

 
接客されるのが嫌、めんどくさいと思うかもしれないが、実際に寝てみるのが一番で、いろいろなベッドを試して、フィーリングのあったものを選んでほしい。

ベッドは、とても重要なアイテムなので慎重に、冷静に判断するのが大切。

私が購入したベッド

 
洗練されたデザインの、テンピュールのベッドもすごく良かったが、価格が高くて、フレームまで入れると、完全に予算オーバー。

私が購入したのは、寝た時のフィーリングが良かった、
シモンズのベッドでダブルクッションタイプ

SONY DSC

 
ダブルクッションタイプ
SONY DSC
↓こちらのタイプではないが、
雰囲気的にはこのような製品。

決め手になったのは、フレームもセットで在庫処分価格で配送、設置もサービスしてもらった。

 
このようなことが、実際のリアル店舗ではあったりする。

 

店頭では、タイミングによっては、在庫品のセールをしていることもあるし、在庫処分価格や、フレームセットなどのお得な商品もあるかもしれない。
 
そして何より、実際に試せるというのはとても大きい。

ネットでは、多くの情報が手に入るが、ベッドはしっかり試して、納得のいくものを買うのが大事。
 

1日の3分の一近く過ごす場所なので、ここへの投資は重要だ!

ベッド選びのポイント

 
ベッド選びは、まず、最初にサイズを決めてしまうこと。

  • シングル   100センチ
  • セミダブル  120センチ
  • ダブル    140センチ
  • クィーン   160〜170センチ

 

長さは一律、195センチ

身長の高い方には、長さの長いロングサイズのベッド(207センチ)もある。

 
そして、次は、

体にあったマットレス選び
 

硬さは硬めがいいのか、柔らかめがいいのかをある程度決めて、商品を選んでいくのがいい。
 

店なら、店員さんに聞けば、硬いベッドと柔らかいベッドを教えてくれる。

しかし、自分の思う柔らかめ硬めではなく、世間一般的な感覚での、柔らかいと硬いなので、自分が今使っているベッドを基準に考えると大きく異なるかも知れない。

硬さだけでなく、ベッドのマットレスには、いろいろな種類がある。

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高密度スプリング

ボンネルコイルマットレスを高密度に配置したタイプのマットレス。
耐久性に優れている。

 

ポケットコイルマットレス

コイルが一個ずつ独立しており、体を点で支えるという特徴がある。
ボンネルコイルマットレスより若干高めの価格設定。

 

低反発マットレス

ウレタンという素材のマットレスで、力を掛けるとゆっくり沈み込み、
手を離すとゆっくり戻るという素材のマットレスです。

 

高反発マットレス

低反発マットレスほど柔らかくないマットレスです。
価格は若干高めの設定。

 

このようにマットレスにも種類はいろいろあるが、出来るだけ多くのベッドを試してみてほしい。

適度に体圧を分散してくれるマットレスを選ぶことが大事だと思うが、最終的には感覚(フィーリング)だと思う。

 
ぜひ、いろいろなベッドをチェックして、あなたに合った最高のベッドを見つけて欲しい。

ベッドの購入後

ベッド購入後の感想などを書いておきます。

ベッドは、弾力があり心地よくて、ベッドに横たわる時間が楽しくなった。

やはり、フカフカ感のあるベッドは気持ちいい。
 

ただ、、、
このベッドを使い始めて、1週間ほど経った頃に
どうも首のあたりに違和感と言うか、
起きた時にすっきりしないと感じた。

 

ベッド選びを間違えたか?

と思っていたが、、、
ベッドの表面のみふんわり柔らかくて、
下は、しっかりしている感じが気に入っているベッド。

心地よくて、気持ちがいいのに自分には、合わないのか?と思った。
 

でも、
待てよ・・・と、よく考えてみた。

 
首の辺りだけなので、もしかしたら、ベッドが原因ではないかも?と思い、いろいろ試してみた。

 
ベッドの向きを変えたり、いろいろ試した結果、もしかしたら、怪しいのは、枕なのでは?
 
ということに気づいた。

 
試しに、枕なしで寝たり、タオルを敷いて寝たり、バスタオルを使って、いろいろな高さを作り、寝てみた。

 
その実験を繰り返していると、どうやら、枕の高さで、感じが違うことに気づいた。
 

首の違和感の原因は、

おそらく、今までよりベッドが柔らかくなって、沈み込みがあり、枕の高さが首に合ってなかったようだ。

今回、ベッドと枕の相性は、すごく大事だと感じた。

ベッドパッドに関して

 
ベッド、枕がそろったが、ペッドパッドも必要になってくる。

ベッドパッドは、 マットレスの汚れを防ぐために敷くもので、 マットレスを汗や汚れから守る役割があります。

そして、ベッドの厚みを調整して、寝心地を良くする役割もあります。
 
ベッド購入の際に店員さんに言われたのは、
「ベットパッドで柔らかさを調整することができる」

「硬いベッドは、パッドパッドで柔らかく調整することはできるが、柔らかいベッドを硬くするのは、難しい」と言われた。

 
ベッドパッド選び一つで、 横たわった際のフィーリングは変わるので、 慎重に選んだほうがいい。
 

逆に言うと、ベッドパッドで微調整が出来てしまうから。

ベッドパッドの素材は、
ウール
綿
ポリエステル などがある。

素材によりメリット、デメリットがある。

ウール

  • 冬暖かく、夏は涼しい。
  • 弾力性がある。
  • 汚れにくい。
  • 価格が高い

 
綿

  • 肌触りが心地良く吸湿性に優れている。
  • 価格は安め。
  • 外に汚れがでやすいので、定期的に選択が必要。

 
ポリエステル

  • 価格は、ポリエステルが安い。
  • 洗いやすい。
  • 吸湿性が少ない。

 
もし現在使用しているベッドがあり、寝心地を改善したいなら、ベッドパットを、変えてみるのもいいかもしれない。
 
保温性の高いパットやサラサラした素材、消臭性の高い素材などもあるので、季節によって、素材を変えていくのもいいだろう。

睡眠環境を整えるには、ベッド、枕、ベッドパッド、シーツなどはもちろん、室温、着るものなども考え、トータルで睡眠環境を作っていくことが重要。
 
睡眠を制して、1日のパフォーマンスを上げていくと、人生も制することができるのではないだろうか?