人にとって睡眠はとても重要なもの。
生命を維持することに睡眠は必要不可欠で、 睡眠が人生を左右するといっても過言ではない。
「どうすれば睡眠の質を上げることができるのだろうか?」
一流の睡眠を読んだ学びや感想をシェアしていこう思う。
一流の睡眠
「MBA×コンサルタント」の医師が教える快眠戦略
著者:裴 英洙
睡眠のキモは量ではなく質
睡眠効率は簡単に測ることが出来る。
以下の公式で求められる。
睡眠効率=実際の睡眠時間÷横になっていた時間×100
この割合が85%以上が合格ライン
まずは、自分の睡眠を知ることが大事だ。
身体の疲れの特徴
疲労には3種類あるといわれる。
- 肉体疲労
- 精神疲労
- 神経疲労
放っておくとお互いがタッグを組んで、悪さをするのでタチが悪い。
睡眠はこの3つの疲労すべてに効果を発揮する。
疲労には、早めに対応しておく必要がある。
眠気に注意する時間
眠気に注意する時間は何時頃なのだろうか?
自分にあわせて考えてみるとよく分かる。
自分が眠気を感じたり、ウトウトしやすくなる時間といえば
そう、食事を終えたあの時間・・・
午後の14〜16時の間。
実際にこの時間に、居眠り事故なども多く起こっているというデータもある。
この時間帯は、特に注意する必要がある。
寝ない方がいい時間帯
人間が眠りにくい時間というのも存在し、逆に眠らない方がいい時間といわれるのが、
19〜21時
この時間は「睡眠禁止帯」ともいわれ、カラダを動かした方がいい。
ただし、激しい運動をしすぎす、心地よい疲労を残すことが睡眠にも大事。
睡眠は貯金できるのか?
残念ながら、、、
睡眠は貯金することは出来ない。
寝貯めもできない。
ただし、借金返済は可能。
たしかに、週末に長く寝ると体調が回復することがあります。
しかし、それは「寝貯め」ではなく、睡眠不足を補っているだけです。
平日に理想的な睡眠時間より不足した時間を「借金」と考えれば、
週末に借金返済しているわけです。実際に、医学的にも「睡眠負債」という概念があります。
一気に睡眠負債を返済しようと休日夕方まで寝てしまうと、
生活リズムの乱れにつながり、かえって翌週の睡眠に悪影響を及ぼすことになります。出典明記 P61 一流の睡眠 裴 英洙 ダイヤモンド社
借金返済は出来るが、無借金が究極の睡眠戦略だ。
最後に
睡眠には、絶対解がない。
自分に最適な睡眠時間を把握することが大事。
総務省統計局によれば、
平成23年の日本人の平均睡眠時間は全年齢で7時間42分
男性は、7時間49分
女性は7時間36分でした。出典明記 P43 一流の睡眠 裴 英洙 ダイヤモンド社
一般的な睡眠時間は、7時間半程度だが、これにとらわれすぎてもいけない。
芸能人、有名人でもでも「ショートスリーパー」として有名な人はいる。
例えば、明石家さんま、デューク更家、武井壮、ナポレオン、エジソンなど
その逆に、「ロングスリーパー」の人もいる
アインシュタイン、水木しげる、クリスティアーノ・ロナウド、ミハエル・シューマッハなど
だから、睡眠時間に関する絶対解はない。
まずは、自分の睡眠を知り、 睡眠時間を把握してみるところから始めてみてはいかがだろうか?
この本には、その睡眠に関するヒントがつまっている↓