仕事力を上げる「脱疲労」「脱ストレス」の技術
読書レビュー
著者は、フィジカルトレーナーの中野 ジェームズ 修一
フィジカル・メンタルの両面を指導できるメンタルトレーナーで、卓球の福原愛選手の五輪2大会連続メダル獲得にも貢献。
その著者が書いた本は、『仕事力を上げる「脱疲労」「脱ストレス」の技術』
『仕事力を上げる「脱疲労」「脱ストレス」の技術』は、疲労・ストレスに関して学べる内容で、 日頃、疲れを感じている方やよりコンディションを上げたい方にオススメです。
以下のような内容が書かれています。
自らのカラダに自分自身が敏感になりなさい
自分のコンディションを把握することから始まる。
自分の身体の状態を認識・把握しなければ、現在のコンディションが分からない。
コンディションを把握するには、付属のセルフモニタリングの活用がいい。
疲労からの回復を図るには休養
休養で一番大事なのは睡眠
私も多くの本を読んだが、どれも睡眠の大切さを語っていた。
睡眠は人に取ってとても重要なもので、寝ている間にカラダの回復メンテナンスが行われている。
よりよい睡眠法に関して細かく書かれている。
リカバリー方法
ひたすらジッとしていても疲労は抜けない。
疲労を恐れて運動しないとかえって疲れやすくなる
疲労を恐れず「攻め」と「守り」が必要。
食事法
疲労に打ち勝つ食事
栄養不足が疲労を招く
不足すると疲労を招きやすいのが以下のような栄養素
- タンパク質
- 糖質
- 鉄分
- ビタミンC
食事から栄養をとることを意識することが大事
メンタルストレス
疲労をもたらすストレスの正体は?
ストレスとは「ひずみ」
自分のストレスを知ることで、ストレスの受け止め方を変えることが必要。
本には、自律訓練プログラムが書かれていて、音声バージョンもダウンロードが可能なので、この方法を試してみるのいい。
巻末には付録として、画像付きのストレッチポーズやセルフモニタリングシートがついている。
まとめ
「脱疲労」「脱ストレス」で大事なことは、以下のようなこと。
- 自分を把握する
- 体力を回復する
- リカバリーする
- 食事に気を使う
- メンタルを強化する
この部分が重要。
特に、食事に関して、具体的に食材が書かれているので、書籍を参考にするといいと思う。
全体的に読みやすく、ストレスなく読める仕上がりとなっている。
仕事力を上げる「脱疲労」「脱ストレス」の技術を読んで、「脱疲労」「ストレス」を減らして、よりパフォーマンスを上げてみてはいかがだろうか?
仕事力を上げる「脱疲労」「脱ストレス」の技術