朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる
馬渕 知子
出版社: クロスメディア・パブリッシング
発売日:2017年7月18日
コーヒー&ビールの正しい飲み方
この本には、コーヒーやビールに関する知識が書かれており、
「コーヒーとビールの真のパワーの有効活用方法」を掲載している。
コーヒーやビールなどの飲料は、
カラダに与える影響が大きい。
飲み物は、食べ物の50倍速で己を覚醒させる。
だから一流は、三度の飯より「飲む」にこだわる。
食べ物より飲み物が圧倒的な即効性がある。
身近で手軽で即効性があるのが飲み物。飲料は口から入った後、5秒前後で喉を通過し、
5分前後で胃の消化吸収がすんでしまいます。飲み物は胃からも吸収されていきます。
栄養の多くは小腸で吸収されますが、水に溶けた栄養成分は胃から水分と共に体内に入り込むのです。つまり、飲み物に秘められたパワーは数分以内に体内を巡るということでもあります。
朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる P26
飲料には即効性があり、コーヒーやビールも飲むタイミングが重要。
正しい知識で飲むことで得られる効果も変わってくる。
本書では、コーヒーやビールのベストな飲み方を紹介し、避けた方がいい飲み方も書かれている。
コーヒーのメリット
コーヒーにはいろいろな種類がありますが、
「カフェインが適度に含まれているものには交感神経を優位に働かせる力」があります。
コーヒーのアロマには緊張を解きほぐし気分をリラックスさせる働きもあります。
ビールのメリット
主に副交感神経に働きかけます。
「適度な量のビールは副交感神経を優位」にし、リラックス作用を全身にもたらしてくれます。
コーヒーやビールには、交感神経や副交感神経を優位にする働きがあり、この働きをうまく活用すると良い。
コーヒーは一日何杯?
適度なコーヒーは癒し作用や疲労回復効果に貢献してくれますが、過度なコーヒーは私たちのカラダにとって「ストレス」と認識され、これに対してストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」が分泌されてしまいます。
本書では、ベストな量として
・コーヒーカップ150ml 一日4杯程度
・缶コーヒー200ml 一日3本〜4本程度
・マグカップ240ml 一日3杯程度
と紹介しています。
カフェインの摂り過ぎは、体内リズムの乱れや疲れにつながりますから、十分注意して下さい。
コーヒーの飲む量という基本的な内容から、
「ビールを飲んで酔いにくくする方法」など様々な、
コーヒーとビールに関する内容を紹介しています。
ビールを飲んで酔いにくくする方法では、
一口飲んでから3分待つとカラダへの慣らしになり、
たった3分間で肝臓は体内に入ってきた少量のアルコールに気づき、
アルコール代謝機能を高めてくれます。
このように飲み方を少し変えることで、カラダに与える影響も変わります。
コーヒーやビールを飲む方は、この本に書かれている「飲み方をちょっと変える」ことで、パフォーマンスを上げることが出来るかもしれません。
参考にしてみてはいかがでしょうか?