太りたくなければ、体の「毒」を抜きなさい!
著者:賀来 怜華
出版社: 三笠書房
この本は、
「体の毒を抜くことで太らないようになる」
ということが書かれた本です。
ダイエットに関連する本ですが、今話題の糖質ダイエットや、効果的な運動・トレーニングで痩せるというような方法ではありません。
少し違う視点で、体の「毒」の部分から考えていく本です。
すぐに痩せる方法ではなく、健康的になり、体の状態を良くする方法で、他のダイエットと組みわせて考えるのも良い。
ダイエットをしている方、太りたくない方に、役に立つ本。
ただし、、、
この本を読むと、 日常、口にする物質が気になってしまうかもしれない。
だが、それを考えることで、体に入る毒をコントロールするきっかけにつながり、健康な体、ダイエットにつながっていくと思う。
太りたくなければ、体の「毒」を抜きなさい!
この本は、簡単にまとめると
「オビソゲン」について書かれています。
オビソゲンという言葉を聞いたことがありますか?
この本では、「オビソゲン」という単語がたくさん登場します。
オビソゲンとは、ホルモンや代謝などの機能を損ねながら、遺伝子レベルで「肥満体質」に変えてしまう怖い物質。
オビソゲンとは、
「内分泌かく乱物質」と呼ばれる有害物質のなかでも、
体の機能を損ねながら遺伝子レベルで「肥満体質」にしてしまう有害物質のこと太りたくなければ、体の「毒」を抜きなさい! P11
この怖い物質ですが、私たちの日常にたくさんあります。
例えば、
紙コップ、トイレットペーパー、薬用石鹸、フッ素加工のフライパン、お弁当、お総菜、スナック菓子などなど
「紙コップでホットコーヒーを飲む人は、
マグカップで飲む人より、太りやすい」
といっても過言ではありません。太りたくなければ、体の「毒」を抜きなさい! P12
もしかしたら日常生活で、気づかないうちに大量のオビソゲンを体内に入れてしまっているかも知れない。
オビソゲンを「体に入れない」「体の中から出す」
それが、「肥満を防ぐ一番安全、確実な方法」 だと本書には書かれている。
毒を体に入れないのはもちろんだが、体の中から出す「解毒」が重要。
この本には、体に入れてはいけない毒と解毒に関しても書かれてれている。
(デトックス)
<解毒生活>
・オビソゲンが体に入るのを防ぐ
・腸を健康にする
・体内に蓄積されたオビソゲンを解毒
解毒には3つのステップがある。
・準備段階
・抱合
・排出
このステップが重要で、その方法や、排出にかかわる腸を良くする方法、解毒に役立つ食材が記載されている。
この本には、糖質ダイエットにはない、新しいダイエットの知識が詰まっている本。
肥満の原因物質、「オビソゲン」
この物質を遠ざけることを行ってみてはいかがでしょうか?