「できる男のメンタルコンディショニング」の読書レビュー

[できる男のメンタルコンディショニング]の読書レビュー

「できる男」必読の書

いかなるときも平常心を保ち、難局に立ち向かえる「強いメンタル」を作る呼吸法。

「できる男のメンタルコンディショニング」の著者は、船瀬 俊介
 

『できる男は超少食』
『10年後、会社に何があっても生き残る男は細マッチョ』の著者。

「ファスティング」「1日5秒の筋トレ」に続く強化法は、「ゆっくり呼吸」

できる男のメンタルコンディショニングはどんな本?

この本の特徴は、一言で言うと、「呼吸法」に重点を置いた本。

「われわれにあたえられている一生の食べ物の量や、呼吸する回数は、
生まれたときから決まっている」

インドのヨガ行者ハーバーの言葉

出典明記:できる男のメンタルコンディショニング 主婦の友社 P2

 
「出来るだけ少なく食べて、 呼吸や脈をゆっくりするのが長生きの基本」という、衝撃的な内容からスタートする。

 
では、「呼吸をゆっくりにするにはどうしたらいいのか?」

その原因や解決方法の書かれている。

 
人はストレスに苛まれている時、呼吸が速く、浅くなる。

逆に、くつろいでいる時は、ゆったりと深い呼吸をしていて、 自律神経に大きく関係している。
 

「イライラした時や不安になった時も、 呼吸で、平常心を取り戻すことができる」

 
ゆっくり吐く息は、体と心を整える。

  • なぜ疲れてイライラするのか?
  • 「イラつく」「ムカつく」と病気に
  • 病気の原因を少食と長息で消す
  • 呼吸がととのうと身体もととのう
  • 理想の呼吸法は「長息法です」
  • 呼吸の仕方が、あなたの人生を決める。

このようなことと呼吸には大きな関係があり、ゆっくり呼吸がポイント。

 
できる男は“ゆっくり呼吸”を自在にあやつり、「強いメンタル」を手に入れている。

 
また、笑いも一つの呼吸法。

笑うだけで難病が治ったという実例もあり、笑いの効果の実験に基づくデータも記載されていた。

人は、笑うと
心拍数:笑うと脈は90台から60台へ
酸素摂取量:笑い呼吸で酸素を3倍超えも吸収

いろいろな所で言われていることではあるが、笑いの力はとても重要だ。
 

7章には「冥想」に関しても書かれている。

※本書では、ヨガ導師 沖正弘氏にならい、
瞑想ではなく冥想の表記なっている。

 
多くの成功者も実践したり、今では大企業でも取り入れられている冥想

その冥想は体内の調整タイムとも言われる。
 
・ジョンレノン、ポールマッカートニーの魂に響く名曲の数々は冥想から生まれたもの。

スティーブ・ジョブス、松下幸之助、稲森和夫、イチローなども冥想を取り入れている。

冥想で強まるのは、呼吸力、意志力そして発想力

冥想のやり方も本書には書かれている。
 

最後に

 
この本では、呼吸に焦点をおいて書かれており、ビジネスマンに取り入れやすい内容になっている。

 
私達が日常で、無意識で行っている呼吸。

 
人に欠かせない呼吸を改善、変化させることで、人生は大きく変化してということを学べた。

 
自分のコンディションを上げてより、日々のパフォーマンスを上げていきたい方は、呼吸法を取り入れていくといいのではないだろうか?
 

普段の呼吸に意識を向けてみることで、大きな発見があるかもしれない。